集団面接の重要ポイント2
【集団討論面接に受かる5つのタイプ】
集団討論では、結論を出すために貢献する受験者が高評価を得ることは、昨日のコラムでも確認しましたね。
特に高評価を得られるのは、つぎの5つのタイプになります。
苦手な分野のテーマが出題されて、意見を言うことが難しい場合でも、この5つのタイプの④か⑤の役割をしっかり担えば合格圏内に入ります。
①議論の流れを切り開き、積極的な発言をする受験者
常に真っ先に手を上げて意見をのべ、議論の流れを切り出す人です。
このタイプの受験者がいることにより、議論が停滞することはありません。議論の進行、活発化に対する貢献度が高いとみられ、高評価が得られると言えます。
②議論の内容を深めたり、印象的な発言をする受験者
議論の内容を深めるデータや具体例を挙げたり、新規性のある意見を言ったり、面白いキャッチフレーズをつくったり、心を掴むエピソードを述べたりする人です。
議論の進行、内容の充実に貢献し、高評価です。
③司会進行役として、討論の参加をコントロールする人。つまり、参加者全員から意見を引き出して、賛成派と反対派などと分けて活発に議論させ、時間内に有益な結論をまとめ上げる人です。議論の進行、結論を出すことに対する貢献度が高いため、高い評価になります。
④タイムキーパーとして、時間や段取りの管理を的確に行う受験者
限られた時間の中で話し合いをしなくてはならないので、時間管理は非常に大切。経過時間や残り時間、所要時間、目標時間等を要所要所で告げ、時間や段取りの管理をすると存在感が出てきます。大きめの時計を持参し、テーブルの上に置くパフォーマンスも効果的です。
⑤書記係として、発表をまとめながら、議論の活性化に貢献する受験者
メンバーの意見をメモする役割もとても重要。ただし、ただ書くだけではダメです。要所要所で、それまでの議論のプロセスや、出てきた意見をまとめて発表することで議論に貢献します。
以上、この5つのタイプが主に討論面接では高評価を得られやすいのです。
積極的に話ができるタイプの方であれば、①②を、部活やサークルのリーダータイプの方であれば③を、人前で発言するのは苦手というタイプの方は、④⑤の役割を担うと良い評価が得られやすいです。
ぜひ、討論面接の際に参考になさってください。
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