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自己PRとガクチカ…どう区別?

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自己PRとガクチカ…どう区別?

エントリーシートなどを書いていて、自己PRと学生時代頑張ったことが同じ内容になってしまう…なんて方いらっしゃいませんか?
一見似ているようなこの2つの質問について解説していこうと思います!
ぜひ参考にしてください。

自己PRと学生時代頑張ったことの内容が同じなのはもったいない!

たまに、この2つの質問の回答内容が同じになっていたり、同じ活動の別な話について書いているエントリーシートを見かけることがあります。
でもそれは、あまり自分のことをアピールできていません。
せっかくなら別々のエピソードにして自分のことをもっと企業に知ってもらえるようにしたいですね。
エピソードかぶりは避けることをおすすめします。

自己PRとは?

では、自己PRってなんなのでしょうか。
自己PRは今までやってきた経験を取り上げ、「わたしはこういう人間なのです」と伝えるものです。
内容は大学生活の話でなくても大丈夫です。
企業としてはこの学生がどんな人で、どんな能力があるのかを知るために聞いています。
エピソードをまじえて、自分の持っている能力の証明をしましょう。
その能力が会社の求めている能力とマッチすれば、選考は進むはずです。

自己PRの話しの流れ

おおまかに自己PRはこのような流れで構成されます。
①「私には○○な力があります」
②「なぜなら、(経験エピソード、役割等)をしてきたからです」
③「だから私には○○な力があります」
一文目の①で自分を何かに例えるのも採用担当者に印象を与えやすいです。
例えば、「わたしはおでんの汁のような人間です」と言われたら、興味をもって聞いてしまいますよね。

学生時代頑張ったこととは?

学生時代頑張ったことでは大学生活でどんなことに取り組み、そこで何を学んだのかを伝えます。
自己PRとは異なり、ここでは大学生活での話を使うと印象が良いです。
企業は人柄だけでなく、何に興味を持つか、モチベーションは何なのか、困難をどう乗り越えてきたかを見ています。
新卒採用は過去に働いたことのない学生を採用するため将来どう会社に貢献してくれるかをこの質問で想像します。

学生時代頑張ったことの話しの流れ

学生時代頑張ったことはこのような構成でつくるのがおすすめです。
①「私が学生時代頑張ったことは○○です」
②活動内容やそこでの自身の役割について
③活動での困難
④どう解決したか
⑤このことから学んだこと
課題解決したこと、そして学んだことを内容とする部分が自己PRとは違いますね。

違いについて少しは気付いていただけたでしょうか?
難しいかもしれませんが、せっかくのこの2つの質問をきちんと理解して、自分を最大限企業にアピールできるよう準備していきましょう!