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GWが鍵!有意義な過ごし方。

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GWが鍵!有意義な過ごし方。

 

3月に2022年度新卒採用がスタートしてから、早くも2か月になろうとしています。
大手では、内々定も多数出ており、先頭集団は就職活動を終えようとしている学生もいるようです。ただ、多くの学生にとっては、これからが最大の山場。まだまだ多くの企業がエントリーから自社説明会の開催を実施してるので、積極的に動いている学生にとっては、がんばった分だけ成果が出やすい時期でもあります。

1)合同説明会の参加率が向上

3/1の解禁から、怒涛のよう各地で繰り広げられていた、大規模の合同説明会の開催もひと段落しました。誰もが知っている企業にエントリーするためには、一つのきっかけになるということもあり、多くの学生が参加していたかと思います。ただ、如何せん大人数で、多数の企業が参画するイベントであるため、企業にとっても、学生にとっても、なかなか身の有る出会いにつながったという成果を得た企業・学生、ともに少数派なのではないのでしょうか?もちろん順調に、大手優良企業への選考フローに乗ることができた学生もあり、多くの母集団形成を果たした企業もありますが、どちらかというと参加することに振り回されすぎて、何も残っていない方も多いというアンケート結果があります。
今の時期、実施される合同説明会の規模は小さいものが多くなっている傾向となります。また、コロナ禍の影響でWeb合説も増えています。企業も学生も少ないため、密度の濃い出会いの時間を得ることが出来るという傾向が見られます。学生もそれを期待して、小規模の合同説明会への参加率が、この時期は上がっているようです。

2)中小企業も視野に入れた、再度企業発見からのスタート

学生の皆さんにとって、エントリーしている企業で、まだ選考フローに残っている数はどれくらいでしょうか?
企業側の内定者獲得の一つの目安が、このゴールデンウィーク前だといわれており、各社人事担当者も、そのスケジュールで選考をし、もちろん選考に残る学生も絞り込まれています。内定を得た、ないし最終選考に3社残っている、といった学生の方々は良いかもしれません。ただ選考を進んでいる「持ち駒」がなくなっている方も、少なくないのではないでしょうか?特に大手思考の学生にとっては、ゴールデンウィーク前に全てがリセットされるケースが例年見られます。
だからといって、3/1に戻ってやり直すことはできません。前を向くしかないのです。ただそのときに気を付けていかないといけないのが、企業の選定。再び大手にしか目を向けないとなると、もう採用している企業自体が少なく、とても狭き門になります。そこはもう一度自分を見つめ直し、企業の規模で選ぶのではなく、本当に自分のやりたい仕事を探すのがベストです。ぜひ、中小企業も含めた企業の再発見をしてみてください。

3)大手ナビ媒体だけでない、自治体主体の小規模イベント

マイナビ、リクナビ、そして学情というと新卒のメジャーな名前ですが、それ以外にも新卒採用に携わっている会社や団体も星の数ほどあります。それに加えて、昨今政府主導で新卒採用の活性化を進めていることもあり、自治体主体で地元企業を集め、新卒採用イベントを実施するケースもあります。もちろん全国、世界規模のクラスの大企業を目指す場合には、なかなか求めている企業が参画していることはありませんが、いろいろな企業を、もう一度探すということ、さらには地元に根差した企業に勤めるというワークライフバランスを意識した働き方を目指すという意味では、ひとつ企業発見の手段となり得るのです。あまり先入観を持たず、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

ということで、ゴールデンウィーク直前の、新卒採用とその状況をまとめていました。
まだまだチャンスもあり、長くもある新卒就職活動ですが、一つの山場であることは間違いありません、学生のみなさまには、ぜひ頑張ってみてください。