賢い選考辞退のやり方。

第一志望に内定が決まり、一安心。
もう学生生活を満喫して遊べるー！と思うかもしれませんが、ちょっと待って下さい。
他にエントリーしている企業に選考を辞退する旨を連絡しなくてはなりませんよね？
やはりこちらからエントリーしたのに辞退するのは申し訳ないですし、どう断っていいのかわからなく、悩んでしまう学生さんも多いのではないでしょうか。
今回は、そんな選考辞退の正しい電話・メールの仕方をご紹介いたします。

当日ドタキャンはNG！

断りずらいし、もう関係ないのだから当日にドタキャンというかたちになってもいいかなと思ってしまっていませんか？
しかし、お断りする企業さんの方でも選考に向けて準備を進めていますし、来てくれると思っているので、どんな場合にもドタキャンするのは非常識です。
また、面接などをドタキャンするのは社会人になる人の行動ではありません。
もちろん、就活中でも、当日キャンセルや無断で選考を辞退するのは絶対にやめましょう。
キャンセルすることが決まったなら、「速やかに」エントリーした企業に選考を辞退する旨を伝えましょう。

メールでの選考辞退

選考の辞退は、礼儀として電話で連絡することがおすすめなのですが、どうしても電話での辞退が難しい場合はメールでの選考辞退でも問題在りません。
ただ直接、生の声でやり取りするのと違い表情が伝わりにくいので、相手に不快な思いをさせないよう「キャンセルする内容を十分に注意」して送りましょう。
件名からメールの内容を理解できるようにし、キャンセルの内容をシンプルで、さらに具体的に伝わるように書くのがマナーです。
その点に注意した上で、「お時間を割いていただいたこと」に感謝を伝え、辞退させていただくことに対して「誠に申し訳ございません」とお詫びを伝えることを忘れないようにしましょう。
キャンセル理由は「一身上の都合で」で構いません。正直に答える必要はありませんよ。

電話での選考辞退

選考辞退することを速やかに相手に伝えるという点を取っても、「電話での連絡」がおすすめです。
電話での連絡の場合にも、相手の気持ちを配慮して丁寧に辞退する旨を伝えましょう。
キャンセル理由を告げる際に、詳しい内容を聞かれたとしても「理由は言えません」で通して問題ありません。メールと同様に理由を正直に伝える必要はないので、丁寧に対応しましょう。

まとめ

いかがでしたか？
選考辞退の連絡は電話が好ましいと言いましたが、電話では「形に残ること」はありません。
辞退したことを形に残すなら、メールで連絡した後に電話でまたお詫びをすることが一番良い方法です。
これだと、相手に誠意もしっかり伝わりますよ。